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2018 March

2018.03.31

春満喫

 

 

ご挨拶が遅れました。

先週土曜日を持ちまして愛知展が無事に終了致しました。

 

お運び頂いた皆さま、並びに関わってくださいましたギャラリーの方々、心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、あちこちで目を引く桜たち。

すっかり春の陽気で用事もないのにぷらぷらと外を歩きたくなる。

 

と、同時にむくむくと沸き起こってくる片付け、整理整頓癖。

 

アトリエに直接お見えになるお客様方の、ディスプレイ棚にも早変わりする我が家の本棚が、今回のターゲット。

 

日頃は本達のちょっとした隙間に季節の花や置物、お気に入りの小物をあれこれ飾って愉しんでいる。蓋付きのガラスケースを重ねて、中に小さな丸い綺麗な形の石を入れてみたら、まるで宙に浮いているように見える。

なかなか気に入っている。

 

活けた木苺の葉の艶のあるグリーンと、ソーダガラスの緑がかった色とその中の小さな小さな形の整った石。

目から入る清々しさが、心の中に春風を吹き入れてくれた。

木苺の白い蕾が可憐な顔を見せてくれる日を、待つ時間もなかなかに滋味深い。

 

はあー、春はよいなあ。

 

お部屋の中も外もどちらも過ごしやすく心地よい。

 

 

寒い寒い冬の後にやってくるので、格別なんですね。

 

 

 

 

2018.03.21

愛知展開催中!詳細は3つ戻ってね!

 

 

作法は何にも知らない。

ただ、自分のためにいっぷく。

 

道とつく名の世界のものは、庶民生活にどっぷり浸かって育った我が身としては、敷居の高い憧れの念を持ち続けた習いごと。

少し余裕が出てきたら、いつかやってみたい。

年齢を重ねるごとに度々、頭の中にチラチラと去来する。

そのひとつが茶道だった。

 

岡倉天心の茶の本や千利休にまつわる書物に触れてみたり、実際に習っていたという友人の話を聞いたり、知人の茶室にお邪魔したり、お客様が主催するお茶とお花のイベントに行ってみたり。

やっぱり、気になる。

始めてみようかな。そんなことをずっと思いながら随分時間が経っていた。

 

 

 

 

出張ついでに時間を取り、友人宅に泊まった翌朝の朝食のあとのことだった。

 

出かけるまでちょっと時間あるね。お抹茶飲まない?

甘夏ピールが上手にできたんだ。

 

あ!いいですね。いただきます!

 

甘夏ピールの作り方をにこやかに説明しながら手元はシャカシャカ。

 

はいどうぞ。

 

 

出されるいっぷくのお茶が出来上がるまで、おしゃべりしながらずっと傍で見ていた。

目の前に出されたお抹茶が、今までの私の目線をガラッと変えてくれた。

 

道を学ぼうと構えていたお茶の世界。

チャンスはいくらでもあったのになぜか一歩踏み込めない自分自身も気づかない理由。

出されたいっぷくのお茶が、まるで締め切っていた窓を開けるように私の中に新しい空気をどっと取り込んでくれた。

生活の中に入り込んだ気取りのないいっぷくのお茶。

 

私が望んでいるのは、そんな位置付けのものだ。

そうか。これでいいんだ。

 

道を学べば、作法の意味、道具の使い方、しつらえの愉しみ方、時間感覚、多くの気づきや新しい世界が見えることだろう。

それは、相当に興味深いことでもある。

でも、自分にとっての機とまだ噛み合ってないように思えた。

 

日本でも屈指のお茶処であるという友人の郷では、日々頂くお茶としてどこの家庭にも馴染みのあるものとして生活に入り込んでいるという。

気構えしなくても、いいんじゃないかな。

煎茶もお抹茶も一緒よ。

 

コーヒー、紅茶は気軽なのにお抹茶には気軽さが持てないでいた私には、まるでつきものが落ちたような感覚だった。

 

でもね、お茶の先生が点てたいっぷくというものは、やっぱり本当に美味しいのよ。

そこが、やっぱりお茶と茶道の違いなんだろうね。

 

 

それからというもの私の生活の中に私流で入り込んだいっぷくのお茶。

 

今では、1日よく働きゆったり夕食を取れた後にシメとして、気分転換を図りたい時、季節の麗しいお菓子が手に入った時、いろんな形でいっぷくを楽しめるようになった。

 

今夜は、伸びやかな枝の雪柳の花に照明が当たり、テーブルには曲線の影を落とし、灯りが透ける小さな白い花たちは名の如く春の雪が枝に積もっているような趣で、まるで夜のひとり茶会のような気分だった。

 

自分のためにいっぷく。

訪ねてくれた友人のためにいっぷく。

作法は知らずとも、私なりのいっぷくを、日々、愉しんでいる。

 

 

 

2018.03.16

愛知展の様子!!

 

 

 

一昨日より始まりました愛知展に行って参りました!

 

 

 

画像があまり綺麗でなくてごめんなさい。

 

 

 

趣のあるギャラリーkujiraさんは、徳川家発祥の地、三河地区にあり刈谷駅すぐ近く。天井は総漆塗りで、随所に貴重かつ贅沢な木材を使用した建物です。

ゆったりとしたスペースで、ギャラリーの方が全て展示して下さって、いつもの自分の展示とは違う感覚がなかなかに新鮮でした。

 

今回で3回目の愛知展。

お会いできたお客様や、思わぬところでつながってお会いできたお客様、お元気で再びお会いできた方々、本当に嬉しく思います。

会期は、来週土曜日まで。

日曜、月曜は、お休みです。

 

すっかり春の陽気の天気で、スタートしました愛知展、ぜひお近くでタイミングが合いましたらお出かけくださいませ!

詳細は、2つ戻ってね。

 

 

 

 

2018.03.05

愛知展のご案内はひとつ戻ってね!

 

 

瞬く間に3月となった。

 

 

 

上手い下手はさておき料理をするのは好きな方で、私にとっては気分転換にもなる。

しかし、後片付けはというとテンションが落ちてしまう。

でも、散らかったままというのが気になってそわそわする性分なもので、何も考えずに一気にすませるようにしている。

苦手な食器拭きの気分を上げるために、ふきんに楽しみを見出して少しでも食器拭きを楽しめるようちっぽけな努力をしていた。

豊富な柄が楽しめて、糸くずも食器につかず、乾きも早い手ぬぐいを5年ほど使っていた。

 

しかし、この頃、手ぬぐいブームやインバウンドツーリストをマーケットにしているのもあってか、柄も従来の柄からテキスタイルデザイナーものなど、一気に華やかになった。

見ているには楽しいが、値段も高価になってきて、どんなに柄の少なめのものを選んでも洗うたびに染料がいつまでも出てしまうことが気になり始めた。

 

そこで、昨年からマイブームとなっている当たり前の見直しの中で、ふと、さらしを一反買ってみようかと思いついた。

 

かつおだしをとったり、野菜の水気をとったり、蒸し料理に使ったり、お客様の小さなお手拭きやおしぼり用の刺し子も出来るなあ。

あっという間に一反使い切るだろう。

 

食品用の国産綿で無漂白のさらし一反はとても安価で、なんと今、出回っている手ぬぐいの一枚の価格もしなかった。

何より、使うごとにしなやかでふわふわになり、乾きも早い、一反買うと気付いたらすぐに新調し常に清潔さを保てる。

古くなったものは、鏡を拭いたり、窓を拭いたり、お掃除用へと部署変え。

 

 

 

真っ白なふきんは本当に気持ちの良いものだ。

でも、真っ白だとちょっとつまんない。

一部刺し子を施して、今日はどの柄かなあと、気を紛らしつつ、やっぱりちっぽけな努力を続けている次第だ。

 

 

 

ついでにこんなこともしてみた。

 

 

 

 

 

当たり前の見直しのおまけ。

キッチンペーパーを使うことをやめた。

更に見直してみて電子レンジも要らないと分かり先月処分。

 

昔ながらの道具や日用品は、日本という文化、風土に合ったもの。

今でも、必要とされているのだ。

この歳になるまで、こんな当たり前の事に無関心でいた自分にちょっと情けなさを感じたり。

 

でも、少しだけ変化した自分が心地よかったりする。

 

春は、自分を少し前進、変化、挑戦したい気持ちになる。

 

我が家のふきん、新人たち。

祝。歓迎。