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2015 October

2015.10.26

フォトブック完成♪

 

 

福岡個展も明後日と迫りました。

準備もほぼ終わり本日は搬入準備。

 

先月の20周年記念イベントのフォトブックが出来上がりました。

2014_11240001

サイズはCDサイズより少し大きめで、写真も大きめでなかなかの紙質です。

なるべくイベントの展示に近づけるような形で写真とことばを構成しました。最終頁には会場の写真や遊書の写真も盛り込みまして全38ページというメモリアルな本という形に残せました。

 

フォトブック業者も今、ほんとに星の数なのですね。

なるべく自分のイメージに近付けて頂けそうな業者を探したということと、小ロットでの印刷ですのでどうしても少しお値段がはります。

もしも欲しいとおっしゃられる方は、お知らせ下さいませ。

 

2014_11240003

 

 

¥3.500円 (税込)

原価金額でお出ししたいと思います。

 

 

 

2014_11240002

形になるということは、とても嬉しいものですね。

日頃やっている彫金制作とはまた違った感覚です。

ことばや写真はモメントなものたち。

それらが、残るというのはとても有難いものです。

写真に関しましては、プロカメラマンのもの。

とはいえ私のようなものがこんなことができるのも時代の恩恵です。

 

改めて、本という仕事に携わっているひとたちや、本という存在に有難みと重みを意識し、しかもあんなに大変な作業をされて一冊何百円で売られていることに、改めてプロであることの厳しさも感じました。

かつてことばを文字にできる人々がとても稀有な存在であり、聖書制作からすべてが始まったといいます。

日本は口承伝達で文明が開けていったという民族性を持っています。そのことは作家柳田国男氏が研究を続け、日本の昔話というかたちで書物にも多数残されています。

そんな歴史と島国という地理的条件をもちながらも識字率の高い日本というのは、歴史の中での教育の力だと思います。

 

というわけで、何冊かは福岡個展で販売できますので、もしご興味のあられる方は会場にてサンプルご覧のうえご検討下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015.10.16

福岡個展のお知らせ!!!

 

 

お待たせしました!

福岡個展のお知らせです。

本日あたりから皆様の元にDMご案内も届くかと思います。DMfuk

 

リニューアルしましたホームページのトップの写真を

起用しました。

ここはどこなのか?と聞かれます。

ふふふ。福岡のグランドキャニオンです!

 

DM fuk2

 

では、詳細参りましょう。

Silver Accessories展

Miyuki Sueno

10月28日(水)-11月1日(日)

AM11:00 – PM6:30 (最終日はPM5:30)

ギャルリ・ド・アッシュ

福岡市中央区今泉1-18-50

 

5日間、毎日、わたくしめが在廊しておりますので、新作とともにお待ちしております。

2年ぶりの福岡展です。先月の20周年記念イベント、セカンドラングエッジ展で作品をご覧になられてちょっと興味を持たれた方、ぜひ遊びにいらして下さいませ。

そして、そして、あの服に合わせる何かを、この服にはどんなアクセサリーが合うの?

そんな?をお持ちの方、ぜひお洋服と共にお越しくださいませ!

一緒に探しましょう。

DM欲しい方は、ご遠慮なくお知らせ下さいませ!!

秋晴れにもめげず、せっせと日々制作しております。

 

2015.10.07

粋な贈り物☆

winebottle

早朝より詰めて仕事をしたせいか、午後には思考力が落ちてぼぉーとなり、少しふらついていた。久しぶりに行きつけの焙煎屋に珈琲を買いに出かけることにした。諸々の用事を済ませると、いつも通る川沿いの道から時々川をのぞきながら歩く。

たまに亀が甲羅干しをしているのが見れるのだ。

いないな。

私が亀なら今日は絶対、甲羅干しするのになあ。もったいないね。

横断歩道を渡り橋を渡ると、金木犀の香りが鼻先にふわっととまった。辺りを見回すが、姿は見えない。

 

木陰では、少し冷たい空気。手に持っていた薄手のストールを首に巻く。

太陽の下では、羽織ったカーディガンの袖をまくる。

温度管理が難しい日中。

日の入りもいつの間にか短くなり、青空の名残を残しながら夜へと切り替わる空の色は、群青色にして透けるような深さ、秋の入口独特の宵の空だ。

こんな空を見ているとゴッホの夜空のカフェの絵を思い出す。ベランダでワインでも飲みたくなる。

先日のイベントで画家からお祝いに頂いたワインを、思い出した。

「20周年おめでとうございます。」少し照れくさそうに差し出されたワインのボトルには、銘柄のシールははがされ、画家のオリジナルの絵が描かれていた。

 

以前企画展でご一緒させて頂いた現代画家のT氏は、あまり多くを語らない方でしたが、とても清らかな印象の方でした。

ああ、なんて粋な贈り物だろう。Tさん、らしい。

とても心に沁みた贈り物だった。

 

秋は物憂い、感傷的な気持ちになり、姿の見えない香りにとつぜん胸がきゅうとなったりする。

実に危うい季節でもある。

この頃の沁みるような秋晴れ、来週も続くらしい。

 

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